*2009*  フレンチチックでポエテック
sola og planta のお客様へ

こんにちは。今年の冬はいかがお過ごしでしたか?

今年の sola og planta のテーマは”フレンチチックでポエティック”です。私のお気に入りアイテムは”パピヨン(ちょうちょ)とコトリ”です。

12月にフランスのパリに買い付けに行ってきました。パリは思いのほか寒く、朝も9時頃まで日が昇らず、夕方16時半には暗くなってしまうほど日が短かったのですが、毎日毎日園芸店、お花屋さん、雑貨屋さん、市場、蚤の市、Xmasマルシェなどを見て回りました。

フランスらしいなと思ったのは小さなお店はもうはっきりとそのお店のオーナーの個性が出ているところです。無難な売れそうな商品がだいたいそろっているというようなお店はほとんどなくて、お店ごとにそのオーナーのセンスで集められた物が個性的に飾られているという感じで、外からウィンドーのディスプレィを眺めるだけでも楽しかったです。初めは無愛想で冷たい感じのフランス人も、言葉は通じなくても「この物が好き」とか「あなたのセンスに共感してます」というような、こちらの誠意が伝わるとものすごーく親切になっておまけまで付けてくれたりするのが、かわいかったです。

私の感想はとても女性的な街だなと思いました。お店のディスプレィが本当にキレイで美しかったです。女性的で美しいものが本当に好きなんだなーと思いました。

それから、フランスはやはり切り花文化。お花がステキでした。冬はさすがに地物がでず、オランダからの輸入ということでしたが、様々なバラは日本では見たこともないような色合いで、チューリップやカーネーションという日本ではあまりかわいいと思わないようなお花でも、色がものすごくショックだったりして、ちょっとお部屋に飾りたくなってしまいました。
そう、なんといっても色が違うなーと思いました。色味だとか、本当にエレガント。

そして、フランスでもエコやオーガニックがかなりしんとうしていて、スーパーやマルシェでは袋は一切くれないので、みんなエコバックやカゴを用意してお買いものしていました。オーガニック製品だけを扱うビオスーパーなんかもあちらこちらにあって、関心の高さを感じましたし、毎週日曜日に開かれるオーガニックマルシェでは野菜、果物、パン、化粧品や石けんなどすべてオーガニック。土つきの野菜が並べられているのも新鮮でよかったです。

2週間ちょっと滞在し、本当によく歩きましたが、気が付いたらシャンゼリゼ通りとかデパートのあるあたりは結局一度も行かず、変なところばかり見ていたかもしれないのでちょっと偏った感想になってしまったかもしれませんが、どうしても自分の引き付けられる物や場所にしか行かないものだなーと思いました。

さて、そのパリでなぜか気になったのがパピヨン(ちょうちょ)です。
お洋服屋さんでも手芸店でも、なぜかこのパピヨン柄や飾りが私の目にとまり、ついつい買ってしまうので今年は植物にパピヨンとコトリと昆虫だなっと思いました。

それからキャンドルもの。
ちょっと窓辺や玄関に外と中の中間みたいなコーナーを作って、植物やお花とステキなキャンドルホルダーやランプなんかを合わせたら、すっごくロマンティックでかわいいのでは?と旅先のホテルで思い、ワクワクしました。

あとは、飾りも引き続き気になります。キラキラ光る飾りや乙女チックでポエティックな飾りって、どうしてこんなに気持ちがウキウキするのでしょう?
シンプルな生活の中にも、ちょっとかわいいものををプラスすることで、ちょっぴりでも私たちの気分がhappyになれたら、たったそれだけのことでも楽しく生きることに近づけるんじゃないかなっと思いました。

そんなアイディアや気持ちをこめて、3月からディスプレィを始めるつもりです。うまくその感覚を表現できるか分かりませんが、どうぞよかったらお店に遊びに来て眺めていって下さい。

植物が入るのは4月になってからです。物たちも植物が加わると、がぜん輝いてきて、お店も急に生き生きと動き出してきます。お庭に花が並ぶのは4月中頃から、ハーブはGWのあたりを目指してそろえていく予定です。

そして、今年はハーブとアロマの教室を始めたいと思っています。お庭で育てたハーブをもう少し日常生活に活用していくためのヒントになるような、上手に植物と付き合っていくための方法なんかをまじえた単発のクラスを夏頃から開催する予定です。

happyが皆様のもとにたくさん訪れますように!!
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